東海道新幹線新横浜駅は、神奈川県横浜市にある駅です。
もっとも神奈川県の東半分である横浜市や川崎市、横須賀市や県央の相模原市や大和市、海老名市などであれば新幹線に乗るときは新横浜駅を使うのが便利でしょう。
そして東京都内へは東京駅や品川駅の方が使いやすいのではないかと思う人も多いでしょう。
ただ、実は東京都内でも東京駅や品川駅より新横浜駅を使った方が便利なエリアがあるのです。
しかも新横浜駅から新幹線に乗ると東京駅から新幹線に乗るより300円～800円程度新幹線代が安くなるほか、新幹線乗車時間が18分短くなります。
今回はそんな便利な新横浜駅に到達しやすい東京都内の駅について見ていきましょう。
東京都多摩地域(八王子・町田・稲城・多摩・府中・立川)
まず東京都のうち多摩地域は東京駅よりも新横浜駅の方が出やすいことが多いです。
これは新横浜駅に乗り入れるJR横浜線が町田を通って八王子までの路線であること、新横浜を通る東急新横浜線の開業により武蔵小杉乗換JR南武線利用で南武線沿線から行きやすくなったことなどがあげられます。
横浜線・南武線沿線および府中より西の多摩地域であれば東京駅より新横浜駅の方が行きやすいでしょう。
東京都世田谷区・目黒区などの東急線沿線
また東京23区の中でも新横浜駅の方が便利な地域があります。
23区のうち世田谷区・目黒区は東急電鉄の電車が走っています。東急電鉄は新横浜に乗り入れていますので、東横線沿線や目黒線沿線に乗り換えなしで行くことが可能です。
また万が一乗り換えが必要になっても武蔵小杉での乗り換えは対面乗り換えですからそこまで苦ではありません。
田園調布・自由が丘や中目黒などの東急線沿線であれば東京駅や品川駅より新横浜駅の方が便利です。
渋谷・代官山
そして東急線沿線でおしゃれな街と言えば渋谷・代官山。ここも東京駅や品川駅より新横浜駅を使った方が便利です。
新横浜から渋谷まで直通の急行で25分、乗り換えても30分程度で到着できます。
また新横浜から乗ればたいてい座れますし、渋谷から乗る際は座れないことはありますがJR山手線よりかは空いているので、比較的移動が快適です。
原宿・新宿・池袋
また原宿(明治神宮前)・新宿(新宿三丁目)・池袋も新横浜駅の方が便利だったりします。
行き方は新横浜駅から東急新横浜線急行和光市行きまたは急行川越石行きに乗れば一本でいくことができます。
途中では混みますが、新横浜・原宿(明治神宮前)・新宿(新宿三丁目)・池袋では昼間ならたいてい座れます。JR山手線利用品川駅乗換では座れないことも多いですから着席できるだけでも快適と言えるでしょう。
ただ、地下鉄の乗り入れる関係上原宿(明治神宮前)から先運賃が急に高くなります。それでも京都・名古屋・静岡からなら品川駅で新幹線を降りてJR山手線に乗りより安く行くことができますので、ほぼ時間を変えることなく安く利用でき一石二鳥と言えるでしょう。
赤坂・青山・麻布・六本木(東京都港区)
不動産価格が上り続けると言われるほど人気な3A1Rである赤坂・青山・麻布・六本木ですが、こちらも渋谷や中目黒、目黒経由で東急線に入ることで新横浜駅の利用が便利だったりします。
ただこれまで挙げたエリアよりも東京駅に近づいていますので、所要時間的には東京駅から乗った方が早くつくことが多くなります。
結び
東海道新幹線新横浜駅は、川崎市や横浜市、横須賀市などの神奈川県東部や相模原市や大和市、海老名市などの県央のほか、東京都内でも多摩のみならず渋谷・原宿。新宿・池袋に行くのに便利です。
東京を訪れる際には新横浜駅を利用してみてはいかがでしょうか？
