北陸応援フリーきっぷで安く快適旅行! 東京から富山・金沢・福井へ北陸新幹線でお得に攻略!

北陸応援フリーきっぷで安く快適旅行! 東京から富山・金沢・福井へ北陸新幹線でお得に攻略!

北陸応援フリーきっぷは、2024年2月16日から2024年3月12日旅行開始分まで発売するフリーエリア付き往復きっぷです。

東京都区内およびその周辺の指定席券売機で旅行前日まで発売しています。

東京都区内~北陸フリーエリアの往復は北陸新幹線に乗れるなど制限もゆるく、発売額20,000円です。大人用のみの発売となります。

では北陸応援フリーきっぷで快適に旅行できるのか検証してみましょう!

そもそも北陸応援フリーきっぷとは

そもそも北陸応援フリーきっぷとはどのような商品なのでしょうか?

北陸応援フリーきっぷは、東京都区内と北陸地方(富山県・石川県・福井県)を往復し、かつ北陸地方内の在来線の多くが4日間乗り放題になるきっぷです。

東京都区内から北陸地方への移動は北陸新幹線「かがやき」「はくたか」の普通車指定席を利用できます。この列車と座席は北陸応援フリーきっぷ発券時に指定します。

その北陸新幹線乗車日を含む4日間は北陸新幹線黒部宇奈月温泉~金沢間および北陸地方(富山県・石川県・福井県)のJR在来線およびJRだったあいの風とやま鉄道やIRいしかわ鉄道のほとんどが乗り放題、特急「サンダーバード」「しらさぎ」「能登かがり火」などの特急列車も普通車自由席が乗り放題となります。

また北陸地方から東京都区内への帰りの移動は北陸新幹線のうち停車駅の多い「はくたか」の普通車自由席の利用となります。座席の指定はできません。

なお有効期間は4日間としていますが、1泊2日で2日目に帰ってきても2泊3日で3日目に帰ってきてもきっぷは問題なく使えます。

4日間乗り放題となる北陸フリーエリアは以下の通り

4日間は上記の北陸新幹線黒部宇奈月温泉~金沢間および北陸地方(富山県・石川県・福井県)のJR在来線およびJRだったあいの風とやま鉄道やIRいしかわ鉄道のほとんどが乗り放題、特急「サンダーバード」「しらさぎ」「能登かがり火」などの特急列車も普通車自由席が乗り放題

4日間は上記の北陸新幹線黒部宇奈月温泉~金沢間および北陸地方(富山県・石川県・福井県)のJR在来線およびJRだったあいの風とやま鉄道やIRいしかわ鉄道のほとんどが乗り放題、特急「サンダーバード」「しらさぎ」「能登かがり火」などの特急列車も普通車自由席が乗り放題となる 出典:JR東日本

北陸応援フリーきっぷは大人のみ、20,000円での発売となります。

この北陸応援フリーきっぷは2024年2月16日から2024年3月12日までに行きの新幹線に乗車することを条件に発売します。このため座席指定が取れなかった場合は発券されません。

また発売は前日までとなっていますので、乗車日当日に買うことはできません。

発売場所は東京都区内やその周辺のJR東日本の駅設置のピンク色の指定席券売機です。もちろん北陸新幹線の停車する東京駅や上野駅の指定席券売機で購入することも可能です。

では北陸応援フリーきっぷで快適に旅行ができるのか検証していきましょう!




北陸応援フリーきっぷは往復とも北陸新幹線が使えて快適な旅行ができる!

多くの人が感じる快適な旅行とは、移動時間が3時間以内のことを指します。どんなに安いきっぷでも移動時間が3時間を超えてしまうようでは使い勝手が悪く快適さに支障が出ます。

そこで北陸応援フリーきっぷは東京都区内と北陸地方を往復するにあたり快適である3時間以内に往復できるかを検証します。

まずは行き。北陸応援フリーきっぷは北陸新幹線「かがやき」「はくたか」の普通車指定席を利用できます。このため着席保証は間違いありません。

北陸新幹線のうち「はくたか」は最速達列車で、東京~富山間を最速2時間05分、東京~金沢間を最速2時間25分で運転します。このため東京都区内から北陸フリーエリアまで3時間どころか最速2時間程度で入ることができます。所要時間3時間以内ですので快適な旅行ができると言えるでしょう

一方帰り。帰りも北陸新幹線なのですが、座席指定ができない関係上普通車自由席の設定がある「はくたか」のみの利用となります。この「はくたか」は「かがやき」より停車駅が多く、その分所要時間がかかります。

もっとも昼間の金沢10時台~13時台出発であれば富山→東京間を約2時間20分、金沢→東京間を約2時間53分で結んでおり、所要時間3時間以内であることから快適な旅行ができると言えます。

ただ朝夕の北陸新幹線「はくたか」は停車駅が多いため所要時間が伸び、富山→東京間は約2時間53分、金沢→東京間は約3時間07分と所要時間が3時間を超し始めます。

もっとも3時間を少し過ぎた程度で快適さがすぐに損なわれるわけではありませんが、普通のきっぷであれば2時間30分程度で金沢→東京間を移動できたものを快適限界を超える3時間超の遅い新幹線に乗るとなるとやや快適さが減ると言わざるを得ないでしょう。

なおかえりの北陸新幹線「はくたか」の自由席は前より1~4号車で、座席数が多い車両は2号車と4号車です。自由席で着席しやすくするコツはこちらをご覧ください

なお北陸新幹線「はくたか」は1時間に1本程度しか運行がありませんし、混んでいても臨時列車の増発もほとんどありません。もし次の列車を待つとしたら1時間待ちになりますので、座れなくてもデッキ等に乗車することを強くおすすめいたします。




北陸応援フリーきっぷは北陸新幹線が使えるのに安い!

東京~金沢間は北陸新幹線通常期普通車指定席で片道14,380円、東京~黒部宇奈月温泉間でも12,080円ですから、ただ東京と北陸を往復するだけでも3,630円以上お得に移動することができます!

しかも有効期限は4日間もあり、その間富山・石川・福井の各県内の北陸新幹線および特急列車の普通車自由席を含む在来線が乗り放題ですから、さらにお得になるわけです!

東京と北陸を観光するのはもちろんのこと、往復するだけでもお得な安いきっぷだと言えるでしょう!




北陸応援フリーきっぷの設定の意図は?

北陸応援フリーきっぷの設定の意図は、2024年3月16日に控える北陸新幹線敦賀延伸より前の需要喚起です。

新幹線が開業する直前は開業後に訪れたい方が多いため、乗客が減りがちです。また北陸・東北・北海道などの寒い地方は例年冬に乗客が減りがちです。このため乗客を少しでも増やして乗せるための企画乗車券発売となっています。利用期間終了が北陸新幹線敦賀延伸前日というのもそれの裏付けでしょう。

なおプレスリリースで公表したほかの商品的に被災地応援が入っていると思われがちですが、実際はあくまで地震波きっかけに過ぎず旅客が減っているから少し安くしてでも北陸新幹線の乗客を確保したいという鉄道会社の思惑でしょう。


まとめ

北陸応援フリーきっぷは快適に安く東京~北陸間を移動できるきっぷであり、観光はもちろんのことただ往復するだけでもお得に利用できます。

みなさんも北陸へお越しの際には前日までに北陸応援フリーきっぷをお求めの上旅行されてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました