東北新幹線指定席満席時の攻略ガイド! たいてい座れるし帰れます!

東北新幹線指定席満席時の攻略ガイド! たいてい座れるし帰れます!

東京から宇都宮、福島、仙台、盛岡を経て新青森に至る東北各地を結ぶ東北新幹線。

ただ列車本数が少ないゆえに指定席が満席になってしまうことがよくあります。

指定席が満席になってしまったらもう乗れないのでしょうか?

東北新幹線は満席でも乗れます!

まず東北新幹線は指定席が満席でも乗れます

ただし指定席が満席だと指定席としての発売はしないほか、予約方法に制限が出ます。

そこで今回は東北新幹線の指定席が満席だった場合の対処法を紹介しましょう!




まずは前後の列車で空いている列車がないか調べてみる!

まずお目当ての列車の普通車指定席が満席でも、その前後を走る列車はまだ普通車指定席が空いていることがあります。

お目当ての列車が指定席満席で予約が取れなくても、前後2時間程度の広い幅で探してみましょう。

特に東京・上野・大宮~仙台間は「はやぶさ」の指定席は取れなくても停車駅のやや多い「やまびこ」であれば指定席が取れることがよくあります。




発車15分~30分前にもう一度指定席を調べてみる!

また東北新幹線では混雑が予想される列車について厳格な乗降駅別座席発売制限を行っています。

東北新幹線は路線のほぼ中央に東北地方最大都市である百万都市の仙台を抱えているため、東京~仙台間の短距離利用で最速達で盛岡・新青森・秋田へ向かう「はやぶさ」「こまち」の座席を予約させないよう、乗降区間に応じて発売制限を行っています。この場合遠距離で指定席が空席が空いていても近距離では満席と表示することがあります。

以下の区間内のみで利用する場合乗降区間に発売制限を行うため空席があっても満席表示とすることがあります。

  • 「こまち」:東京~仙台~盛岡間
  • 「はやぶさ」・「やまびこ」のうち盛岡発着列車:東京~仙台間
  • そのほかの「やまびこ」「つばさ」:東京~福島間

ただし新幹線発車後に制限区間内で指定席の空席を開放することがあります。

もっとも列車の始発駅発車まで発売制限をかけてみたものの、制限区間を超える遠距離での利用が売切れなかった場合です。

たとえば東京行き「はやぶさ」が盛岡を発車し次の駅が仙台で仙台から先の指定席を発売制限により満席と表示している場合、盛岡出発時点で空席があったときに仙台→東京間で指定席の空席を発売することがあります。

これは前の停車駅を出てから判定するため、おおむね列車乗車の15分~30分前の空席解放となります。

対象は仙台、福島、郡山、宇都宮で、東京行きに限ります。

ただ空席の解放で指定席の発売を再開しても残りわずかの争奪戦になります。競争率が高いため確実に指定席が取れるとは限りません。

ただそれでも当日は最終列車まで普通車指定席がすべて満席となることもあります。その場合の対策についても見ていきましょう!




指定席が取れなった時は「やまびこ」自由席!

指定席が取れなった時は「やまびこ」の自由席で東北新幹線を利用することができます。

その日の東北新幹線指定席がすべて満席でも自由席はガラガラであることが多く、窓側は選べないことはあっても座席に座れないことまずありません

東北新幹線で自由席があるのは「やまびこ」「なすの」のみです。いずれも停車駅の多い列車のため「はやぶさ」「こまち」と比べると時間はかかります。

東北新幹線の通る駅などJR主要駅設置の指定席券売機で発売する自由席新幹線特急券と乗車券で乗車できます。ネット予約えきねっとでも新幹線eチケットとして購入可能ですが、新幹線eチケットの場合駅での購入金額と比べ同額か割高になります。

発売額は普通車指定席の330円~930円引き、新幹線eチケット通常商品の130円~730円引きです。ただしネット予約してもえきねっとポイントは付きません。

「やまびこ」はたいてい1号車~5号車が自由席ですが、おすすめはの4号車です。

新幹線自由席に座るコツはこちら!

新幹線の自由席攻略ガイド! 着席しやすくなるコツを紹介!
普通車自由席は新幹線や在来線特急を利用する上で格安に利用できる座席です。普通車指定席との違いは、原則座席を予め指定できるかできないかだけで、設備は変わりません。にもかかわらず、多くの場合で普通車指定席より530円引き、東海道・山陽新幹線「の..

時間に余裕がないときは「はやぶさ」立席利用!

ただ東北新幹線の最速達列車は「はやぶさ」であり、この列車でないと間に合わない場合もあるかと思います。

「はやぶさ」が指定席満席の場合、立席特急券を発売します。立席特急券は乗車日前日と当日に東北新幹線の通る駅などJR主要駅の指定席券売機やみどりの券売機で、新幹線指定席から入ると購入することができます。ネット予約えきねっとでは発売しませんので、駅での購入が必須です。

発売額は普通車指定席の330円~930円引き、新幹線eチケット通常商品の130円~730円引きです。

着席は原則できませんがデッキなどに立って乗車することは可能です。自前のキャリーバックに腰掛けるのも良いでしょう。

なお立席特急券では盛岡~新青森~新函館北斗間は指定席の空席に着席可能のほか、盛岡行き「はやぶさ」と盛岡始発の「はやぶさ」、要するに古川、くりこま高原、一ノ関、水沢江刺、北上、新花巻で「はやぶさ」を乗降車する場合、仙台~盛岡間の指定席の空席に着席可能です。特に新青森行き・新函館北斗行きでは盛岡を過ぎれば、盛岡行きでは仙台を過ぎればたいてい空席ができます。よって「はやぶさ」立席特急券では必ずしも全区間で立席利用になるというわけではありません。

このため立席特急券利用でも立席となるのは最大でも東京-盛岡間の約2時間10分、東京-仙台間なら約1時間30分で済みます。案外立席特急券でも立席時間が少なくて済むのが東北新幹線「はやぶさ」の立席利用です。


結び

東北新幹線が満席で予約が取れなくても、「やまびこ」自由席にはたいてい座れます。

みなさんも東北新幹線が指定席満席でもあきらめずに旅行してみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました