普通車自由席 着席しやすくなるコツも紹介

普通車自由席は新幹線や在来線特急を利用する上で一番格安に利用できる座席です。

普通車指定席との違いは、原則座席を予め指定できるかできないかだけで、設備は変わりません。にもかかわらず、多くの場合で普通車指定席より530円引き、東海道・山陽新幹線「のぞみ」の場合は1,000円以上割安に利用できることもあります。

また、普通車自由席は原則全員座れることを目的として設定しています。座れそうにない場合は増車や増便を行いますし、座れない人が出た場合には車内放送で謝罪することもあります

つまり普通車自由席は原則座れます

普通車自由席に座れるコツはたった1つ!

ただし普通車自由席を利用する際には1つだけ守らないと圧倒的に座れなくなるコツがあります。そのコツは列車到着前に自由席の車両の乗車口の前に並んでいること。これだけで窓側席も含め座れます。

自由席で座れない人は、たいてい列車発車後に他の号車から車内移動してきた人たちです。これらの人たちが座れなくても車内放送での謝罪はありません。

また発車間際でも自由席の乗車口から列車に乗った人は、大抵座れることが多いです。ただし、到着時に並んでいた人よりは座席を選びにくくなりますので、窓側はあきらめましょう。

2人掛け・3人掛けを独占するのは難しい時もある

普通車自由席は原則座れます。ただし、以下の場合にはその限りではありません。

  • 多客期の利用
  • 通勤時間帯の在来線特急や停車駅の多い新幹線(「こだま」「やまびこ」「たにがわ」「あさま」など、主に普通車全車自由席で運転する列車)の利用

また2人以上で利用する場合、隣の席で席を確保するとなると難易度は上がります。以下はその目安です。

  • 途中駅から乗車する場合
    • 1人で利用:◎(窓側を含め座れる)
    • 2人で利用:○(2人掛けで2人分の確保はややきびしい、3人掛けのうち2席なら可能なことが多い)
    • 3人で利用:△(席を分ければ乗れるが、3人掛けの確保は難しい)
    • 4人以上での利用:×(席を分ければ座れるが、近くに集まって座るのは難しい)
  • 当駅始発の場合
    • 1人で利用:◎(窓側を含め座れる)
    • 2人で利用:◎(2人掛けで2人分の確保も可能)
    • 3人で利用:○(3人掛けの確保も可能)
    • 4人以上での利用:○(2人掛け座席を2列取ることも可能)

なお、区間によっては空いている列車もありますので、詳細はお得な料金と旅行ガイド列車案内をご覧ください。

どうしても座席確保しずらい列車で自由席に座る方法

たいていの場合、上で述べたように列車到着前に自由席の車両の乗車口の前に並んでいれさえすれば自由席は座れます

ただ、どうしても多客期に座席指定が取れなかった、4人集まって座席を確保したい、などの時に、少しでも座席を確保するコツをいくつか紹介します。

自由席は偶数号車(2号車など)を狙う

新幹線や在来線特急は、車両によりトイレや多目的室の有無が変わるため、車両ごとに座席の定員が変わります

新幹線の場合、2号車や4号車などの偶数の車両はたいてい定員100名程度ですが、3号車や5号車など奇数号車の場合は80~85名程度とやや少なくなっています。つまり自由席は奇数号車より偶数号車の方が着席できる可能性は高くなります

なお新幹線の先頭車は他の車両と比べて座席数が少なく、座席間隔が狭いことまでありますので、オススメしません。

「こだま」「なすの」など停車駅の多い列車を狙う

あとものすごく着席可能性が上がるものとして、停車駅の多い遅い列車を狙うことです

多客期では速い列車に混雑が集中し、「こだま」や「なすの」、及び一部の停車駅の多い「やまびこ」などは空いています。

またこれらの停車駅の多い列車は、「のぞみ」など速い列車と比べ自由席の連結両数が多いです。この空席の多い列車の普通車自由席を利用すれば、着席できる可能性は飛躍的に上がります。

ただし通勤時間帯は最も混むのが停車駅の多い新幹線列車なので全ての時間帯で適用になるわけではありませんし、区間によっては「のぞみ」などと比べ2時間以上余計にかかることもあるので、多客期でない限りメリットはありません。なぜなら、そもそも自由席は「のぞみ」を含め座れることを前提としているのですから。

当駅始発を狙う

当然と言えば当然ですが、当駅始発を狙った方が着席できる可能性は上がります。

ただし、2本目に出発する列車がたまたま当駅始発だからそちらを狙おうというのはまだ良いですが、多客期でもないのに他の列車があるにもかかわらず1時間も待って当駅始発を狙う必要はありません。かえって時間がもったいないので、多客期でない限り先に来た列車の利用を強くお勧めします(ただし駆け込み乗車を除く)。

このほか、列車の号数を研究して運転区間の短い列車を割り出す方法もありますが、ハッキリ言ってほとんど意味ないです(強いて言えば、京都から名古屋・東京方面に向かう際には新大阪始発の方がやや空いていることはあるくらい)。骨折り損で全く得をしないので、当駅始発がない場合には先に来た列車に乗りましょう。

行先の短い列車を狙うのはほとんど意味がない

あと考えられるのは、行き先の短い列車はやや空いている傾向にあることです。

とはいえ、列車をある区間で少なくしているということは、それだけ利用が少ないことが鉄道会社が分かっている証拠ですし、多客期に移動する人は東京から新大阪に行く際に博多行きを使うこと自体が少ないので、あまり意味がないです。

また、長距離移動の際に直通列車より列車を乗り換えた方が着席確率が上がることも、当駅始発を使わない限りありませんし、むしろ乗り換えの際に対面ホーム乗り換えになるとは限らないので(特に新大阪での「のぞみ」と「みずほ」「さくら」の乗り継ぎ)、オススメしません。


結び

以上のことから、最も効果的に普通車自由席に座りやすくする方法はたった1つ。

列車到着前に自由席の車両の乗車口の前に並んでいること

これだけです。

たったこれだけで片道530円が浮くと思えば、その分おいしい食事やお土産に充てることができます。

みなさんもたったコツ1つで快適に安く移動できる普通車自由席を利用してはいかがでしょうか?

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