千葉県から東京ビッグサイトへ向かう際には、JR京葉線や武蔵野線を使って新木場まで向かい、りんかい線に乗り換えて2駅目の国際展示場駅で下車、歩いて10分かけて東京ビッグサイトに行く人が多いでしょう。
ただ、乗り換えの手間がある割に結局駅から10分程度歩かなくてはなりませんし、なによりりんかい線はたった2駅なのに272円もかかるのは割高です。もっと安くて楽に行く方法はないのでしょうか。
新木場駅から東京ビッグサイトへの安くて楽な行き方
新木場駅3番のりばから都営バス急行05系統・直行03系統日本科学未来館行きを利用することです。
新木場駅3番のりばから都営バスに乗ったら、次の東京ビッグサイト東棟前で下車。所要時間は約10分、運転間隔はおおむね11~19分間隔とりんかい線と大きく変わりません。しかも東京ビッグサイトの目の前に到着しますから、りんかい線利用時に必須な国際展示場駅から東京ビッグサイトへの徒歩10分移動もありません。
しかもりんかい線なら272円かかるところ、都営バスなら210円で済みます。片道あたり62円も節約できるのです。
つまり新木場から東京ビッグサイトへは都営バスを使うことで臨海線より早く、安く、徒歩時間も短く到着することができるのです。
ただし注意点が2つ。1つは新木場からの日本科学未来館行きの初バスは8時13分発ですので、東京ビッグサイトに到着するのは早くて8時25分です。多くのイベントでは十分に間に合う時間ですが、コミックマーケットなどのアーリー入場を狙う場合はもっと初電の早いりんかい線を使うべきでしょう。
とはいえ帰りの時間帯も12~19分間隔程度で来るので、帰りだけ都営バスを使っても安くすることはできます。
また、2つ目は都営バス急行05系統・直行03系統は土休日しか運行がないこと。平日は錦18系統がありますが、昼間のみ、約1時間間隔、1日6往復しか運行がないほか、東京ビッグサイトの前まで行かず国際展示場駅行きとして運行します。もっとも手前の国際展示場駅入口で降りればいいのですが、急行05系統・直行03系統の東京ビッグサイト東棟前よりは移動距離が長くなります。平日は時間が合えば使えますが、合わないのであればりんかい線を使った方が無難です。
余談ですが、都営バス急行05系統・直行03系統の運行区間は錦糸町駅~亀戸駅~新木場駅~東京ビッグサイト東棟前~日本科学未来館間です。このためJR総武線からは錦糸町駅・亀戸駅から、東武鉄道からは亀戸駅から都営バス急行03系統・直行05系統を利用することで安くいくことができます。
結び
京葉線・武蔵野線を使って東京ビッグサイトに行くなら、新木場でりんかい線ではなく3番のりばの都営バス急行05系統・直行03系統日本科学未来館行きに乗り換えた方が安くて早くて楽に着きます。
ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。