お手持ちのパソコンやタブレット、スマホからできるネット予約はいまではどの業界でも主流の予約方法となっています。
映画館でも美容院でも航空機でも、なんでも予約した時間に現地に行けばそのまま通れたり、現地でチケットに引き換えることができます。当たり前ですよね。
が、新幹線や在来線特急を運営するJRは予約していたとしても現地で通れず、チケットにも引き換えできないことがあるのです!
つまりJRでは正しく予約しても予約サイトを間違えると乗ることができません!
そんなアホなことが日本の鉄道JRにはあるんです!
正しく予約しても乗れない、そんなことは防ぎたいですよね!
そこで今回はこれさえ使っておけば間違いないであろうJRの公式ネット予約サービスを紹介します!
東京・名古屋・大阪・広島・福岡でJRきっぷを受け取れるネット予約はe5489だけ!
新幹線や在来線特急に乗る際は、チケットレスでなければ駅で券に引き換えることが必要です。
ただい予約サイトを間違えると同じJRの形のロゴをしているのに券に引き換えられず乗れないことが発生します。
日本の主要都市圏である東京・名古屋・大阪・広島・福岡の5つの都市圏でJRきっぷを受け取れるネット予約はe5489しかありません!
e5489の発券可能エリアは人口カバー率で日本の約70%を占めています。東海道・山陽・九州・西九州・北陸新幹線各駅や中部・近畿・中国・四国・九州地方、東京23区内のJRのみどりの券売機・指定席券売機設置駅で券に引き換えることが可能です。
とりあえずJRの券をネット予約したかったらe5489の利用を強くおすすめします!
関東甲信越・東北・北海道ではえきねっとも
ただしJR公式ネット予約e5489で予約した券が発券できるエリアは日本の西半分です。これでも広がった方で昔は名古屋ですらほとんど受け取りができなかったのですが、今では中部地方のすべての県でJRきっぷの受け取りが可能となっています。
が、関東地方では東京23区内のJR駅は綾瀬を除く全駅で受け取りが可能な一方多摩地域では受け取れないほか、埼玉県内は大宮駅と熊谷駅、本庄早稲田駅、千葉県内は成田空港駅と空港第2ビル駅でしか受け取ることができません。また神奈川県内は新横浜駅と小田原駅でしか引き換えができす東海道新幹線または寝台特急サンライズ出雲・サンライズ瀬戸を利用する行路でなければまず発券できません。このためe5489は東京郊外で弱いとされます。
またネット予約e5489は新潟県はほとんどの地域で受け取れないほか、東北・北海道では一切受け取れません。
そこで関東甲信越・東北・北海道向けのJRネット予約がえきねっとです。
JRきっぷ引き換えエリアがe5489より狭く人口カバー率も少ないほか、予約方法がe5489より面倒です。
また片道ずつ予約しても必ずえきねっとエリア内で受け取ってから旅行する必要があります。
関東甲信越・東北・北海道で発券可能なネット予約サイトえきねっとはこちら!
そのほか新幹線別に公式予約サイトが決まっていることもある
そのほかJRでは新幹線別に公式予約サイトを用意しており、それぞれの公式サイトでお得な商品を発売しています。
各新幹線の公式サイトは以下の通り。
- 東海道新幹線:スマートEX・EX予約(e5489でも予約発券可能)
- 山陽新幹線:e5489・スマートEX・EX予約
- 九州新幹線:JR九州ネット予約・e5489(スマートEX・EX予約でも予約乗車可能)
- 西九州新幹線:JR九州ネット予約(e5489でも予約発券可能)
- 北陸新幹線:e5489(えきねっとでも可能だが、敦賀乗換特急サンダーバード・特急しらさぎ利用で発券不可駅あり)
- 上越新幹線:えきねっと
- 東北新幹線:えきねっと
- 北海道新幹線:えきねっと
もっとも新幹線によって器用に使い分けれればそれに越したことはありませんが、わからなかったら基本はe5489、寒い北の方である新潟・東北・北海道はえきねっととすればチケットを引き取れなくなるということはありません。
駅で受け取れないことを防ぐには、駅で買うこと!
ネット予約したのに駅でチケットに引き換えられないことを防ぐにはどうしたら良いでしょうか。
もっともネット予約で券を受け取れるエリアを間違わないことは大切です。e5489は東海道・山陽・九州・西九州・北陸新幹線各駅や中部・近畿・中国・四国・九州地方、東京23区内で、えきねっとは東京近郊を含む関東甲信越・東北・北海道地方でJRきっぷへの引き換えが可能です。
なぜこのようになっているのかというと、鉄道業界ではいまだにチケットは駅で買うものというならわしがあるためです。はっきり言って20年以上前の古典風習なのですが、これゆえにネット予約がなかなか進まないのです。またネット予約で積極的にチケットに引き換えさせてチケットレス乗車させないようにするのもこのためです。
よって駅で券を引き取れなくなることを防ぐ最大の方法は、自分のパソコン・タブレット・スマートフォンで買わずに駅の券売機で買うことです。
新幹線駅のほか在来線特急停車駅や昼間1時間に3本以上停車する駅の多くにおいてある駅設置の指定席券売機・みどりの券売機と名乗る機械を自分で触って買うのです。
駅の指定席券売機・みどりの券売機であればその場で現金購入が可能ですから、ネット予約のコンビニ払いのような3日前や6日前までしか予約できないなんてことはありません。はっきり言ってネット予約より使い勝手がいいです。
よってネット予約したのにチケットが引き取れないことを防ぐ最大の方法は、ネット予約をあきらめて駅で購入すること、これにつきます。
結び
日本でJRきっぷを一番引き換えることができるネット予約はe5489です。e5489であれば東京・名古屋・大阪・広島・福岡など多くの都市の駅でネット予約したチケットを券に引き換えることができます。
ただし東北・北海道地方ではえきねっとでしか券に引き換えることができません。
みなさんもJRのきっぷを予約する際には引き換え可能エリアに注意して予約しましょう。たいていの場合e5489で何とかなります。