新幹線やJRの特急列車には4つのシーズン区分があります。具体的には以下の通りです。
名称 | 期間 | 詳細 |
多客期・最繁忙期 | GW、お盆、年末年始など | ネット予約の早特商品や新幹線回数券などが使えない時期(繁忙期の一部) |
繁忙期 | 春休み、GW、夏休み、冬休みなどの長期休暇 | 駅窓口や券売機で購入する特急券、及び割引のあまりないネット予約で200円割高に設定する時期 |
閑散期 | 1月、2月、6月、9月、11月、12月などの月曜~木曜 | 駅窓口や券売機で購入する特急券、及び割引のあまりないネット予約で200円割安に設定する時期 |
通常期 | 上記以外 | – |
各期間の詳細
多客期・最繁忙期
多客期・最繁忙期は、毎年GW、お盆、年末年始を中心とした4月27日~5月6日、8月10日~19日、12月28日~1月6日に設定しています。
多客期には新幹線回数券などの多くのお得なきっぷが使用できなくなります。
なお多客期のうち一部の日では以下のネット予約商品の発売も発売しません。
- EX早特
- EX早特21
- EXグリーン早特
- EXこだまグリーン早特
- EXのぞみファミリー早特
- EXこだまファミリー早特
- お先にトクだ値
つまり、多客期は一番旅行するのにお金がかかる時期です。
なお、多客期でも往復割引、分割きっぷ、学生割引(学割)などの割引は使用できます。またネット予約でも比較的割引率のあるえきねっとトクだ値も発売しています。
繁忙期
繁忙期は、春休み、GW、夏休み、冬休みなどの長期休暇を中心とした毎年3月21日~4月5日、4月28日~5月6日、7月21日~8月31日、12月25日~1月10日に設定しています。
繁忙期では、駅窓口や券売機で購入した場合及びプラスEXサービスや新幹線eチケットサービスで予約した新幹線や在来線特急の普通車指定席料金が200円増しになります。
なお北海道内や九州島内の在来線特急の全座席、及び新幹線や本州・四国島内の在来線特急のグリーン車と普通車自由席は通年同額で料金加算はありません。また快速列車の座席指定料金も料金加算はありません。
とはいえ繁忙期は多客期ほどは混んでいないので、早特商品など大幅な値引きのあるネット予約商品も発売しています。
閑散期
閑散期は、比較的利用の少ない毎年1月16日~2月末日・6月・9月・11月1日~12月20日の期間の月~木曜日(ただし休前日を除く)に設定しています。
閑散期では、駅窓口や券売機で購入した場合及びプラスEXサービスや新幹線eチケットサービスで予約した新幹線や在来線特急及び快速列車の普通車指定席料金が200円引きになります。
なお北海道内や九州島内の在来線特急及び快速列車の全座席、及び新幹線や本州・四国島内の在来線特急及び快速列車のグリーン車と普通車自由席は通年同額で料金割引はありません。
通常期
通常期は、繁忙期(多客期含む)や閑散期以外の日です。料金加算も料金値引きもありません。
シーズンカレンダー(2020年)
2020年のシーズンカレンダーです。太字が閑散期、□枠内が繁忙期、それ以外が通常期です。○は祝日ですのでJR各社のシーズン区分とは関係ありません。