東京と山形県を結ぶ山形新幹線。
ただ7両と短く列車本数が少ないゆえに指定席が満席になってしまうことがよくあります。
全便全車指定席の山形新幹線「つばさ」ですが、指定席が満席になってしまったらもう乗れないのでしょうか?
山形新幹線は満席でも乗れます!
まず山形新幹線つばさは指定席が満席でも乗れます。
ただし指定席が満席だと指定席としての発売はしないほか、予約方法に制限が出ます。
そこで今回は山形新幹線つばさの指定席が満席だった場合の対処法を紹介しましょう!
まずは前後の列車で空いている列車がないか調べてみる!
まずお目当ての列車の普通車指定席が満席でも、その前後を走る列車はまだ普通車指定席が空いていることがあります。
お目当ての列車が指定席満席で予約が取れなくても、前後2時間程度の広い幅で探してみましょう。
ただ山形新幹線は運転本数が少なく列車も短いことから、それでも当日は最終列車まで普通車指定席がすべて満席となることもあります。その場合の対策についても見ていきましょう!
満席時には立席特急券を発券する!
そもそも山形新幹線「つばさ」は満席になっても特急券を発売します。
山形新幹線「つばさ」指定席満席の場合、立席特急券を発売します。立席特急券は乗車日前日と当日に北陸新幹線の通る駅などJR主要駅の指定席券売機で、新幹線指定席から入ると購入することができます。ネット予約えきねっとでは発売しませんので、駅での購入が必須です。
発売額は普通車指定席の330円~930円引き、新幹線eチケット通常商品の130円~730円引きです。
着席はできませんがデッキなどに立って乗車することは可能です。自前のキャリーバックに腰掛けるのも良いでしょう。
ただ東京~山形間は約2時間40分かかります。立席特急券では座れませんから立ちっぱなしになります。少しでも着席できる方法はないでしょうか?
「つばさ」空席と「やまびこ」自由席を乗り継ぐ!
もし少しでも座りたいのであれば、山形新幹線「つばさ」と東北新幹線「やまびこ」を福島駅で乗り継ぐいう方法があります。
山形新幹線「つばさ」は全便全車指定席ですが、「つばさ」の多くは東京~福島間で東北新幹線「やまびこ」を連結しています。東北新幹線「やまびこ」には自由席がありますから、東京~福島間は「やまびこ」自由席で座っていこうという方法です。
立席時間は福島~山形間の約1時間10分で済みますから、立席特急券で約2時間40分立ちっぱなしよりかはマシです。
その日の山形新幹線指定席すべて満席でもやまびこ自由席はガラガラであることが多く、窓側は選べないことはあっても座席に座れないことまずありません。また山形新幹線「つばさ」は満席と言えども米沢~山形間は一部に空席があるほか、山形~新庄間は空席が多数ありますので座ることも可能です。
「やまびこ」はたいてい1号車~5号車が自由席ですが、おすすめはの4号車です。ただし福島駅で最短でも12号車と5号車を渡り歩くことから、乗り継ぎに3分程度かかります。
山形新幹線の通る駅などJR主要駅設置の指定席券売機で発売する山形県内の駅~福島駅までの特定特急券と福島から先東北新幹線内の自由席新幹線特急券そして乗車券で乗車できます。ネット予約えきねっとでも購入可能ですが、駅で券に引き換えることが必須です。
発売額は普通車指定席の330円~930円引き、新幹線eチケット通常商品の130円~730円引きです。ただしネット予約してもえきねっとポイントは付きません。
仙台まで高速バスまたは仙山線で出て東北新幹線に乗るのも手
また山形から仙台まで高速バスや仙山線で移動して東北新幹線に乗りという方法もあります。
山形から仙台まで10分~20分間隔で高速バスを運行しており、所要時間約1時間10分、1,000円で座っていくことができます。
またネット予約えきねっとでも山形から東京方面へは第2推奨ルートとして仙山線仙台のりかえ東北新幹線利用が出てきます。
仙台からの東北新幹線指定席は山形新幹線「つばさ」よりかは指定席が取りやすくなっています。またもし指定席が取れなくても仙台始発の「やまびこ」が多いですから、自由席で座って帰ることも可能です。
結び
山形新幹線「つばさ」が満席で予約が取れなくても、立席特急券で山形新幹線に乗ることができるほか、東北新幹線「やまびこ」自由席と掛け合わせることで座って移動することも可能です。
みなさんも山形新幹線が指定席満席でもあきらめずに旅行してみてはいかがでしょうか。